皆様こんにちは!水救です。 弊社は、大阪府大阪市に拠点を置き、河内長野市、富田林市、堺市などで活動している水回りの業者です。
マンションで水漏れが起きた場合は、一戸建てのお家とは違って、原因の特定や責任などの問題が厄介ですよね。
今回はマンションで水漏れが発生した時の原因や責任、修理費用について解説しました。
ご参考になれば幸いです。
マンションで水漏れが発生!まず取るべき行動
マンションで水漏れが起きたとき、最初にやるべきことは「被害拡大を止める行動」です。
特にマンションは自分の部屋だけでなく、階下や隣室にも被害が広がるリスクがあります。
慌てず、次のステップを落ち着いて行動しましょう。
階下や隣室への被害を最小限に抑える応急対応
水漏れに気づいたら、まずは水の供給を止めます。
多くのマンションは玄関脇などにメーターボックスがあり、そこに「元栓」があります。
元栓を閉めることで、室内の給水を遮断し、水が広がるのを防げます。
次に、漏れた水が床や壁を伝って階下に流れ込むのを防ぐため、雑巾やバケツで水を拭き取りましょう。
特に洗面所やキッチンは排水が詰まって溢れることもあります。
床下に染み込むと復旧費用が高額になるので、応急処置を最優先にしてください。
管理会社や保険会社への連絡の手順
応急処置が済んだら、すぐに管理会社へ連絡します。
マンションの場合、共用部分のトラブルや被害範囲の確認は管理会社が主導することが多いです。
「いつ、どこで、どの程度水が出たか」を簡潔に伝え、緊急対応の指示を仰ぎましょう。
同時に火災保険や個人賠償責任保険の窓口にも連絡し、保険適用の可能性を相談します。
被害状況をスマホで写真・動画に残しておくとスムーズに証拠提出ができます。
もし階下に水が流れた場合は、速やかに階下住人へも一報を入れましょう。
誠意を持って対応することで後のトラブルを避けられます。
マンションの水漏れの主な原因とは?
マンションの水漏れは、一戸建てと比べて被害が複雑になりやすい特徴があります。
被害が自室だけにとどまらず、階下や隣室、共有部分にまで広がるリスクがあるため、原因を正しく把握することがとても大切です。
ここでは、マンションで特に多い水漏れの原因を解説します。
1. 給水管・排水管の老朽化
築年数が経ったマンションでは、壁の中や床下を通る給水管・排水管が劣化し、ひび割れや接続部の緩みが起こります。
これにより目に見えない場所で水が漏れ、気づいたときにはすでに床下に浸水しているケースも少なくありません。
特に排水管は髪の毛やゴミの堆積により詰まりがちで、逆流や破損を招きやすい部分です。
2. 給湯器や蛇口からの漏れ
給湯器や蛇口、シャワーヘッドなどの設備不良も代表的な原因です。
パッキンの劣化や接続部分の緩みからジワジワと水が漏れ続け、長期間放置すると大きな被害に発展します。
特に蛇口の根元からの滲みや、給湯器の結露のような水滴に見えるものは要注意。
気づきにくい小さな漏れでも、集合住宅では被害が拡大しやすいので早期対応が重要です。
3. 排水トラップや排水口の詰まり
キッチンや洗面所、浴室の排水口は日常的に汚れが溜まります。
油脂や食べカス、髪の毛、石鹸カスなどが蓄積して排水不良を起こすと、水が溢れ出し水漏れの直接原因になります。
特にキッチンシンクやお風呂の排水は流量が多いため、一気に溢れて階下への漏水を招く恐れがあります。
4. 天井・壁からの漏水(上階や共用部分が原因)
上の階の住戸や共用配管のトラブルで、水が天井からポタポタ落ちてくるケースもあります。
自分の部屋に原因がない場合でも、管理会社や上階住人と協議が必要になり、トラブル解決まで時間を要する場合があります。
このようにマンションの水漏れはさまざまな原因が考えられます。
「自分の部屋だけの問題か」「共用部分が関係するか」を切り分けることが、スムーズな解決の第一歩です。
水漏れの責任は誰にある?費用負担の考え方
マンションで水漏れが起きた場合、「いったい誰が修理費を負担するのか」という点が最も気になるポイントです。
結論から言うと、責任の所在は原因箇所が専有部分か共用部分か、そして過失の有無によって決まります。
ここでは費用負担の考え方を分かりやすく解説します。
1. 専有部分のトラブルは原則として居住者の負担
キッチンやトイレ、浴室など、住戸の中で発生した水漏れ(給排水管・設備の劣化や詰まりなど)は、基本的にその部屋の所有者または入居者が修理費を負担します。
たとえば、以下のようなケースが該当します。
- 自分の部屋の蛇口や排水管の老朽化が原因
- 給湯器や洗濯機のホースの外れによる水漏れ
- 自室の排水口の詰まり
こうした専有部分の管理は居住者の責任とされるため、修理依頼や業者手配も自分で行う必要があります。
2. 共用部分のトラブルは管理組合負担が原則
一方、共用部分(壁内や床下の配管、屋上防水、共有スペースなど)が原因の場合は、マンションの管理組合や管理会社が修繕を行い、費用も管理組合の負担で賄うのが基本です。
よくある例としては以下のようなものがあります。
- 共用配管からの漏水で天井から水が垂れる
- 共用排水管が詰まって逆流した
- 屋上防水の劣化に伴う雨漏り
ただし、共用部分の修繕も迅速に連絡しないと被害が拡大し、後々のトラブルのもとになります。
3. 過失がある場合は賠償責任が生じることも
たとえ専有部分が原因でも、過失がなければ「修理は自己負担、階下への損害賠償は不要」という扱いになる場合があります。
しかし、たとえば次のようなケースでは過失と判断され、損害賠償責任が発生することがあります。
- 給水管から水が漏れているのを知りながら放置した
- 不適切な器具を設置し、明らかに注意を怠った
- ホースの接続が緩んだまま使用していた
賠償責任が生じると、階下の修繕費や家財への損害も含めて弁償しなければならない場合があります。
4. 火災保険の水漏れ補償を確認する
多くの火災保険には「水濡れ損害補償」が付いています。
自分の部屋の修繕や、過失による他人への賠償に保険が適用できることもありますので、加入している保険内容を必ず確認しましょう。
水漏れが発生したら、まず原因がどこにあるのかを確認し、管理会社や保険会社へ速やかに相談することが重要です。
責任の所在をはっきりさせることで、トラブルを最小限に抑えることができます。
マンションの水漏れ修理費用の相場
マンションで水漏れが発生した場合、どのくらいの修理費用がかかるのか不安に感じる方は多いでしょう。
水漏れの修理費用は原因や被害範囲、修理内容によって大きく異なります。
ここでは代表的なケース別に相場の目安を解説します。
1. 軽度の修理:パッキン・部品交換
蛇口や給湯器、トイレタンクなどの水漏れで、単純にパッキンや部品の交換のみで済む場合、比較的費用は抑えられます。
- パッキン交換:3,000円~8,000円程度
- 単純な部品交換:5,000円~15,000円程度
※部品代や出張費を含む場合が多いですが、深夜・休日対応は追加料金が発生します。
2. 排水管や給水管の修理・交換
マンションの壁内・床下の配管が原因の場合、部分補修や交換が必要となり、費用は高額になりやすいです。
- 部分的な配管修理:20,000円~50,000円程度
- 配管の一部交換:50,000円~100,000円程度
共用部分の場合は管理組合負担になることが多いですが、原因調査を含む場合はまず個人で立て替えるケースもあります。
3. 内装の補修や復旧工事
水漏れによってフローリングや天井、壁紙などに被害が及んだ場合は、修理費用がさらに高額になります。
- クロス張り替え:20,000円~50,000円程度
- 天井復旧工事:30,000円~100,000円程度
- フローリング張り替え:50,000円~150,000円程度
賃貸の場合、オーナー負担か借主負担かは原因と契約内容により異なります。
4. 緊急対応費用
夜間や休日の緊急対応を依頼する場合は、追加料金が必要です。
- 夜間・早朝対応:+5,000円~15,000円程度
- 緊急出動料:+3,000円~10,000円程度
急ぎのトラブルは高くなりがちなので、複数社で相見積もりを取るのがおすすめです。
5. 火災保険で負担を軽減できる場合も
多くの火災保険には水濡れ補償が付いており、修理費や復旧費をカバーできる場合があります。
また、階下への損害についても、個人賠償責任保険が適用できるケースもあるため、まずは保険会社に相談しましょう。
マンションの水漏れは原因調査から修理、復旧まで工程が多いため、費用も幅があります。
事前に相場を把握し、納得できる業者に依頼することが大切です。
信頼できる水漏れ修理業者の選び方
水漏れは突然起こるため、慌てて業者を選んでしまいがちです。
しかし、焦って契約すると、高額請求や修理の不備などのトラブルに巻き込まれる恐れがあります。
ここでは、後悔しないために知っておきたい信頼できる水漏れ修理業者の選び方を詳しく解説します。
1. 見積もりが明確かつ詳細に書かれている
優良業者は、修理にかかる費用の内訳をしっかり提示します。
見積もりには以下が明記されているか確認しましょう。
- 作業内容の詳細
- 材料費や出張費の有無
- 追加費用が発生する場合の条件
「○○円〜」など幅を持たせた曖昧な表記だけの業者は避けたほうが無難です。
2. 緊急対応の体制が整っている
水漏れは夜間や休日にも発生します。24時間365日受付や即日対応が可能かどうかも選ぶポイントです。
緊急時の対応スピードが早いほど、被害を最小限に抑えられます。
3. 修理後の保証・アフターフォローがある
修理した箇所がすぐに再度水漏れすることも珍しくありません。
修理内容に応じて保証期間を設けている業者を選ぶと安心です。
保証がない場合、再修理費用が全額自己負担になることもあるので注意しましょう。
4. 水道局指定工事店であるか確認
各自治体の水道局が指定している指定給水装置工事事業者は、一定の技術・設備基準を満たしています。
安心して任せられる業者かどうかの判断基準のひとつです。
業者のホームページや自治体のサイトで指定番号を確認できます。
5. 実績と口コミを調べる
これまでの施工実績や、実際に利用した人の口コミ・評価はとても参考になります。
以下の点を確認しましょう。
- 修理件数や経験年数が豊富か
- 説明や対応が丁寧だったか
- 料金や作業に納得感があったか
口コミはGoogleや口コミサイトだけでなく、SNSなども参考にするとリアルな情報が集められます。
6. 必要以上に不安を煽らない
「このままだと家が大変なことになる」「すぐに工事しないと危険」といった不安を煽る営業トークを多用する業者には注意が必要です。
冷静に判断できるよう、複数社から見積もりを取るのが鉄則です。
水漏れを未然に防ぐマンションのメンテナンス
マンションは構造が複雑で、専有部分と共用部分が入り組んでいるため、一度水漏れが起こると被害が広がりやすいのが特徴です。
階下や隣戸へ影響を及ぼすリスクもあるため、日頃からの点検・メンテナンスが重要です。
ここでは、水漏れを未然に防ぐためにできる具体的な予防策を解説します。
1. 定期的な水まわりの目視確認
まずは普段の生活の中で、次の箇所を定期的に目視チェックしましょう。
- キッチン・洗面台・トイレ・浴室の床に濡れやシミがないか
- 排水口の流れが悪くないか
- 蛇口や接続部分からポタポタ水が漏れていないか
- 天井や壁に湿りや変色がないか
異常を早期に発見することで被害を最小限に抑えられます。
2. 給排水管の定期洗浄
マンションでは排水管に油やゴミが溜まりやすく、詰まりが水漏れの引き金になります。
年に一度を目安に、管理組合が実施する排水管洗浄に必ず参加しましょう。
また、自宅でも定期的にパイプクリーナーや熱湯を使って排水管を洗浄することが効果的です。
3. シーリング材・コーキングの劣化確認
浴室やキッチンの隅にある防水用シーリング材(コーキング)は、経年劣化でひび割れや剥がれが生じます。
放置すると隙間から水が染み出して壁や床下に浸透し、カビや腐食の原因に。
劣化を見つけたら早めに補修を依頼しましょう。
4. 給湯器や配管の点検・メンテナンス
給湯器の内部配管やパッキンも経年劣化し、漏水を引き起こすことがあります。
給湯器本体は10年が交換の目安。異音や水漏れの兆候があれば、すぐに専門業者に点検を依頼しましょう。
5. 管理組合との連携を大切にする
マンションは共用部分の劣化や不具合が原因で水漏れが起きるケースもあります。
例えば、屋上の防水層や縦排水管の劣化などは、住民個人では管理できません。定期総会で配管や共用部分の保守計画を確認し、適切な修繕が行われているか把握することも大切です。
水漏れは水救にお任せください!
弊社では、
■お客さまのいかなるご要望も確実にカタチへ!
■お客さま目線に立つことを忘れず、一から丁寧にプランニング!
■各部分の一部リフォームにも対応!
■これまでの実績を活かした柔軟な施工!
などといった強みを活かし、日々取り組んでおります。
まずは、ご相談ベースからでも問題ございません。お気軽にご相談ください。
最後までご覧いただきまして、ありがとうございました。