皆様こんにちは!水救です。 弊社は、大阪府大阪市に拠点を置き、河内長野市、富田林市、堺市などで活動している水回りの業者です。
知らないうちに水道代が増えてしまったことはございませんか?
これは水漏れが関係している可能性が高いです。
今回は、水漏れが水道代に与える影響や、見逃しやすいポイント、自分でできる対策について解説します。
水漏れが水道代に与える影響とは?
水漏れは単なる「水の無駄」ではなく、水道代の急激な増加という家計に直結する問題を引き起こします。特に気づかないうちに発生している水漏れは、月々の請求額をジワジワと押し上げ、気づいたときには高額な請求が来ることも少なくありません。
知らぬ間に水道代が跳ね上がる仕組み
家庭の水道料金は「使用した水量」に応じて段階的に料金が高くなる従量課金制になっています。つまり、水漏れで水の使用量が多くなると、その分、割高な水量単価が適用される可能性があるということです。
たとえば、1分間に1滴のペースで水が漏れている蛇口でも、1日で約2リットル、1か月で約60リットルの水が無駄になります。これがトイレタンクのチョロチョロ漏れともなれば、1か月で数千リットルにも及ぶこともあるのです。
よくあるケース:トイレの水漏れで月数千円アップ
実際の水漏れによる水道代アップの代表的な事例が、トイレの水が止まらずに少しずつ流れ続けている状態です。このようなケースでは、1か月で2,000〜5,000円以上の余計な水道料金が発生することもあります。
特に賃貸住宅などでは、水道代が個別請求でなく一括請求になっている場合、自分では気づきにくく、周囲からの指摘で発覚することもあります。
漏水による高額請求を防ぐには?
水漏れは早期発見・早期対応が何よりも重要です。
「最近水道代が高くなった気がする」「請求額に思い当たる理由がない」という場合は、まず水漏れの可能性を疑いましょう。
水道メーターの確認や、トイレ・蛇口周辺の点検が第一歩です。
水漏れによる水道代の目安と計算例
水漏れが発生した場合、「どれくらい水道代が増えるのか?」は多くの方が気になるポイントです。
ここでは、漏水の量別に水道料金がどれだけ増えるのかを、具体的な計算例を用いてご紹介します。
水漏れ量による影響の目安
水漏れが発生する状況や設備によって、増加する水道料金は大きく異なりますが、目安として、参考にしてください。
水漏れの種類 | 漏水量の目安 | 月あたりの水道代の増加(※) |
蛇口からポタポタ | 約420リットル/月 | 約100~200円 |
トイレのタンクからチョロチョロ | 約6,000リットル/月 | 約1,500~3,000円 |
トイレの水が流れっぱなし | 約18,000リットル/月 | 約5,000~8,000円 |
給湯器・床下での見えない漏水 | 数万リットル/月 | 数千~数万円以上 |
※地域や自治体の水道料金単価によって異なります。上記はあくまで一般的な目安です。
水道料金の計算方法
水道料金は、自治体ごとに異なりますが、概ね以下のような計算式で求められます:
基本料金+(使用水量 × 単価)=請求額
例として、1㎥(1,000リットル)あたりの水道料金が250円の場合:
- 蛇口からの漏水(420L)=0.42㎥
→ 0.42 × 250円 = 約105円 - トイレのチョロチョロ漏水(6,000L)=6㎥
→ 6 × 250円 = 約1,500円 - トイレの水流れっぱなし(18,000L)=18㎥
→ 18 × 250円 = 約4,500円
水道代は段階料金制のため、使用量が多いほど単価が上がるケースもあり、漏水量が多いと予想以上の請求額になる場合があります。
水道代が急に上がったら?
「先月より明らかに水道代が高い」と感じたら、まずは水漏れを疑いましょう。特に以下のような兆候がある場合は注意が必要です。
- トイレの水が止まらない
- 蛇口から常に水がにじんでいる
- 給湯器付近が濡れている
- 水道メーターが使っていないのに動いている
水道代が急に上がったときのチェックポイント
「先月より水道代が倍近くになった」「特に生活スタイルは変わっていないのに、請求額が異常に高い」──そんなときは、水漏れを含む何らかの異常が発生している可能性があります。以下に、水道代が急増した際に確認すべきポイントをわかりやすく解説します。
1. 水道メーターを確認する
最も確実に水漏れを確認できる方法が「水道メーターのチェック」です。以下の手順で確認してみましょう。
チェック方法
- 家中の水道(蛇口・洗濯機・トイレ・食洗機など)をすべて止める。
- 水道メーターの「パイロット」と呼ばれる銀色の円盤や赤い針が動いていないか確認。
- 何も使っていないのにパイロットが回っていれば、どこかで水が漏れている証拠です。
2. トイレの水の流れを確認する
トイレの水漏れは気づきにくく、しかも水道代への影響が大きいのが特徴です。以下の点をチェックしましょう。
- タンク内で「チョロチョロ」と常に水音がしていないか
- ボールタップ(浮き球)やフロートバルブが故障していないか
- トイレの床が湿っていないか
1日中流れている状態なら、1ヶ月で数千〜1万円以上の水道代増になることもあります。
3. 蛇口・シャワー・給湯器まわりの漏水確認
キッチン・洗面所・お風呂場・給湯器なども、日常的に使用されるため水漏れに気づきにくい場所です。
- パッキンが劣化してポタポタ水が垂れていないか
- シャワーホースの接続部にヒビがないか
- 給湯器の下や配管まわりが濡れていないか
- 洗濯機の給水・排水ホースにゆるみや亀裂がないか
小さな漏れでも、積み重ねで月数百円〜数千円の無駄になります。
4. 地面や壁の濡れ・異臭などの異変
見えない場所での漏水(床下や壁内、屋外配管など)は、外観や臭い、湿気で気づけることがあります。
- 家の周囲に常に湿っている場所がある
- 壁紙がふやけていたり、カビ臭がする
- 湿気で床が浮いてきている
このような兆候がある場合は、早急な調査・業者への依頼が必要です。
5. 家族の使用量の変化も確認
漏水以外で水道代が上がる原因として、家族の生活スタイルの変化も考慮してみてください。
- 家族が在宅ワークになった
- 入浴回数が増えた
- 新しい家電(食洗機・洗濯機)を導入した
ただし、大きな変化がないのに水道代が急増している場合は、やはり水漏れの可能性が高いです。
水漏れを防ぐための日常対策
水漏れは突然起きるトラブルではありますが、日頃のちょっとした対策によって予防することも可能です。水漏れを未然に防ぎ、水道代のムダを減らすために、以下の日常的なチェックと対策を意識しましょう。
1. 定期的に蛇口やパイプの状態を確認する
蛇口や給水管・排水管の接続部分は、長年使用するとパッキンの劣化やナットのゆるみが生じ、水漏れの原因になります。以下のポイントを月に1回程度チェックしましょう。
- 蛇口の根本や接続部分が濡れていないか
- 蛇口を閉めても「ポタポタ」と水が垂れていないか
- パイプの接合部や蛇腹ホースにサビ・変色・亀裂がないか
不具合を早期発見することで、大きな漏水になる前に対処できます。
2. トイレや給湯器などの設備の定期点検
見えないところに設置されている設備ほど、故障や漏水に気づきにくいものです。特に以下の設備は、3〜5年ごとを目安に点検またはメンテナンスを検討しましょう。
- トイレタンクの内部部品(フロート弁やボールタップ)
- 給湯器の配管部分やドレン排水口
- 洗面台・浴室・洗濯機まわりのホースや接続部分
点検は自分でもできますが、不安な方は業者の定期点検サービスを利用するのもおすすめです。
3. 水道メーターを活用して異常を早期発見
目に見えない漏水も、水道メーターの動きで発見できることがあります。以下のように定期的に確認してみましょう。
- 家中の水をすべて止める
- 水道メーターのパイロットが動いていないか確認
- 少しでも動いている場合は、どこかで水漏れしている可能性大
月に1度程度のルーチンとして行えば、早期発見につながり、水道代の無駄も防げます。
4. 極端な気温差や地震後は注意深く点検を
寒冷地では冬季に水道管が凍結し、破裂→水漏れにつながるケースも。また、地震のあとは配管が緩んだり破損したりすることがあります。
以下の対策を取りましょう。
- 冬場は水道管に保温材やカバーを巻いておく
- 地震後は蛇口・壁・床下の異音や湿りに注意
- 漏水の形跡があれば、すぐに元栓を閉めて業者に連絡
5. 長期間家を空けるときは元栓を閉める
旅行や出張などで数日間以上家を空ける場合、水道の元栓を閉めておくことで、万が一のトラブルも防げます。無人時の漏水ほど被害が大きく、発見も遅れがちなので、ひと手間を惜しまないようにしましょう。
水漏れが見つかったときの対応方法
水漏れは、放置すればするほど被害が拡大し、水道代の増加だけでなく、建物の損傷やカビの発生といった二次被害にもつながります。ここでは、水漏れを発見した際に取るべき正しい対応方法を、緊急時の応急処置から専門業者への依頼まで段階的にご紹介します。
1. まずは元栓を閉めて水を止める
水漏れに気づいたら、まず最優先で行うべきは水道の元栓(止水栓)を閉めることです。
これにより、それ以上の漏水や被害の拡大を防ぐことができます。
- 元栓の位置は通常、屋外のメーターボックスやキッチン・洗面所の下にあります。
- 複数の水栓がある場合、漏水している箇所だけ止めることも可能です。
2. 漏水箇所の確認と応急処置を行う
止水後は、どこから漏れているのかを確認しましょう。
状況に応じて、以下のような応急処置が可能です。
- パイプの継ぎ目から漏れている場合: タオルを巻き、ビニールテープなどで固定
- 蛇口の先端からポタポタ漏れる場合: パッキンの劣化が疑われるので交換を検討
- 床が濡れているだけで水源が不明: 水道メーターで漏水を確認し、早急に専門業者へ連絡
※電気設備が近くにある場合は、感電リスクがあるため無理に触れず、必ず業者に対応を依頼してください。
3. 被害状況を記録しておく
水漏れが建物や家具などに被害を与えている場合、写真を撮っておくことが非常に重要です。後に保険請求や修繕費の確認の際に役立ちます。
- 床や壁のシミ、水たまりの様子を複数アングルで撮影
- 被害が広がっている場合は、日付入りで定期的に撮影
- 記録を残しておくことで、業者とのやり取りや保険対応がスムーズに進みます
4. 専門業者に早めに相談する
応急処置を施しても根本的な解決にはなりません。速やかに信頼できる水道修理業者へ連絡しましょう。以下のような場合は特に早急な対応が必要です。
- 水漏れが数日止まらない
- 壁の中や床下で漏れている疑いがある
- 給湯器やトイレなど、設備が関わっているケース
※市区町村によっては、水道局が指定する認定業者のリストを提供していることもあります。信頼性の高い業者を選ぶ参考にしてください。
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