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給湯器から水漏れ?原因と対処法・修理費用の目安を徹底解説【放置はNG】

皆様こんにちは!水救です。弊社は、大阪府大阪市に本社を構え、富田林市・堺市・河内長野市などで水漏れやリフォームなど多岐にわたる施工を手掛けております。

今回は、給湯器で水漏れが発生する原因やお客様ご自身でできる応急処置、専門業者に依頼した方がよいケースと修理費用の相場について、解説しました。

急な水漏れでお困りの場合は、ぜひ参考にしていただければと思います。

目次

給湯器の水漏れは危険信号!放置するとどうなる?

給湯器の下に水たまりができていたり、ポタポタと水滴が垂れていたりするのを「よくあること」と軽く見ていませんか?

実はその水漏れ、給湯器本体の重大な故障や事故の前兆である可能性があります。

初期段階であれば比較的簡単に対処できることもありますが、放置すると修理費用が高額になるばかりか、家族の安全を脅かすようなリスクもあるのです。

ここでは、給湯器の水漏れを放置した場合に起こり得る深刻なトラブルについて、具体的に解説します。

水漏れを放置すると起こりうる3つのリスク

給湯器の水漏れを軽視すると、以下のような3つの大きなリスクがあります。

1. 機器の劣化と故障の悪化

給湯器の内部は精密な構造になっており、水に弱い電子部品や制御基板も多く含まれています。

わずかな漏水でも長時間続けば、基盤の腐食や部品のショートを招き、最悪の場合は本体の買い替えが必要になるケースもあります。

2. 水道代の無駄な増加

目に見えるほどの水漏れでなくても、ポタポタと長時間垂れている状態が続けば、1か月あたりの水道料金が数千円単位で増えることもあります。

特に使用頻度の高い家庭では、気づかぬうちに水道代がかさんでしまう恐れがあります。

3. 火災や感電などの安全リスク

給湯器には電気やガスを使うタイプも多く、漏水が電装部分に触れることで感電や発火のリスクが高まります。

特にエコキュートやガス給湯器などは、誤った使い方やトラブルによって事故につながるケースも報告されており、早急な対応が求められます。

故障・火災・水道代の無駄につながる可能性も

水漏れが進行すると、以下のような被害にもつながる可能性があります:

故障

給湯ができない、水圧が不安定になる、お湯がぬるくなる

水道料金の増加

小さな漏れでも月に数百リットルの無駄な水道使用になる

構造材への被害

給湯器周囲の壁や床が湿気で腐食、カビが発生する

安全性の低下

感電、ショート、ガス漏れによる火災のリスクが高まる


こうした問題を未然に防ぐためにも、「給湯器の下が濡れているかも?」と思ったら、すぐに点検や確認を行うことが重要です。

給湯器の水漏れが起きる主な原因とは?

給湯器の下に水たまりができていたり、配管の周りが常に湿っている状態が続いていると、誰しも「故障かな?」と不安になります。

実際、給湯器の水漏れにはさまざまな原因があり、単なる結露や部品のゆるみから、深刻な本体の損傷に至るまで原因は多岐にわたります。

ここでは、家庭用給湯器でよく見られる代表的な水漏れの原因を解説し、どのような症状が見られたら注意すべきかを詳しくご紹介します。

本体内部の配管劣化や腐食

給湯器内部には、お湯を通すための銅管やステンレス製の配管が組み込まれています。

これらの配管は、常に高温高圧の水にさらされており、以下のような要因で劣化・腐食が進みます。

  • 経年劣化(10年以上使用している場合は特に注意)
  • 水質による腐食(井戸水などミネラル分の多い水)
  • 結露による微細な腐食の蓄積

配管の腐食が進行すると、ピンホール(針穴のような穴)からじわじわと水が漏れ出す現象が起こり、気付かないうちに本体内部に水が溜まり、基盤やセンサーに悪影響を与えることがあります。

接続部(給水管・給湯管・排水管)のゆるみや破損

給湯器本体と家の給水・給湯配管をつなぐ部分(継手)は、ナットやパッキン、シール材で密閉されています。

これらの部分が次第に緩んだり、パッキンが劣化して硬化・破損したりすると、接続部からの水漏れが発生します。

とくに以下のような状態が見られたら要注意です。

  • 配管の継ぎ目からポタポタと水が落ちている
  • 継手の周囲に白い水垢が付着している
  • 配管が錆びて変色している

このようなトラブルは、配管の再締付けやパッキン交換で対応できる場合もありますが、放置すればより大きな漏水に発展する可能性があります。

ドレン配管や凍結による破裂

給湯器の中には、燃焼や熱交換の過程で発生するドレン水(排水)を排出するための「ドレン配管」が付いているタイプもあります。とくにエコジョーズなどの高効率タイプのガス給湯器はドレン配管が必須です。

このドレン配管が、このような状態になっていると、給湯器内部や外部に水が漏れ出す現象が発生します。

  • 詰まって逆流する
  • 氷点下で凍結・破裂する
  • 配管の勾配不良で水が流れず滞留する

また、寒冷地では本体内部の水が凍結して配管が破裂することもあり、冬場は特に注意が必要です。

給湯器の種類別・水漏れしやすいポイントを解説

給湯器には複数のタイプがあり、それぞれ構造や設置方法が異なるため、水漏れが起きやすい箇所も変わってきます。

原因不明の漏水に困っている場合、まずは自宅で使っている給湯器の種類を知ることが、適切な対処への第一歩です。

ここでは、代表的な給湯器の種類ごとに「水漏れが発生しやすいポイント」と「注意すべき症状」を詳しく解説します。

ガス給湯器の水漏れポイント

一般家庭で最も普及しているのが、都市ガスやプロパンガスを使用した瞬間式のガス給湯器です。

構造がコンパクトな一方で、以下の箇所からの水漏れが多く見られます。

  • 給水・給湯接続部
  • 熱交換器まわりの配管
  • ドレン排水管(エコジョーズ)

特にエコジョーズタイプは熱効率が高い分、ドレン水(酸性水)が多く発生するため、ドレン配管の破損や勾配不良による漏れが多発しています。

エコキュートの水漏れポイント

エコキュートは、ヒートポンプ技術を使って空気の熱でお湯を沸かす電気式の高効率給湯器です。

貯湯タンクが屋外に設置されるため、以下のようなトラブルが水漏れの原因になります。

  • 減圧弁・逃し弁からの漏水
  • ヒートポンプユニットの配管部分
  • 冬場の凍結による配管破裂

なお、エコキュートの水漏れは“正常な排水”と“異常な漏れ”が見分けにくいことがあるため、注意が必要です。

貯湯式電気温水器の水漏れポイント

電気温水器は深夜電力などを使ってタンクにお湯を貯めるシンプルな構造ですが、タンク容量が大きい分、漏水時の影響も深刻です。

以下のような部分での漏れが多く見られます。

  • 貯湯タンク内部が腐食する
  • 安全弁からの排水が止まらなくなる
  • 配管接続部や保温材の劣化でにじみ漏れが起きる

電気温水器の多くは10年以上使用されていることが多いため、経年劣化による金属疲労や配管の腐食が水漏れの主要原因になります。

自分でできる応急処置と点検方法

給湯器からの水漏れに気づいたとき、「すぐに業者を呼ぶべきか、それとも自分で対処できるのか」と判断に迷う方も多いのではないでしょうか。

結論から言えば、漏水の状態によっては応急的な処置を行うことで被害を最小限に抑えることができます。

ただし、間違った方法で対応すると状況を悪化させる可能性もあるため、正しい手順を理解することが重要です。

ここでは、給湯器の水漏れに対して自分でできる初期対応の方法と点検のポイントを詳しく解説します。

まずは元栓・電源を止めて安全確保

漏水に気づいたら、真っ先にやるべきことは安全の確保です。

水道の元栓を閉める

 給湯器に給水しているバルブ(止水栓)を閉めて、水の流れを止めます。通常は給湯器のすぐ下に設置されています。

給湯器の電源をOFFにする

 ガス給湯器はリモコンの電源スイッチを切り、電気式の給湯器(エコキュート・温水器など)はブレーカーを落として電源を遮断します。感電やショートを防ぐためにも必須の対応です。

ガスの元栓も念のため閉める(ガス給湯器の場合)

 ガス漏れや誤作動による発火を防ぐため、安全対策として実施しておくと安心です。

水漏れ箇所の確認ポイントとチェック方法

安全を確保したら、水漏れの原因を特定するために、こちらの箇所をチェックしてみてください。

給水・給湯接続部

継手が緩んでいないか、パッキンが劣化していないかどうか

本体下部

水が溜まっているか、垂れている箇所がないかどうか

ドレン排水管

破損・凍結・詰まりなどがないかどうか

安全弁(エコキュート)

連続的に水が出続けていないか(圧力異常や弁の故障)どうか

周辺の床や壁

漏れた水が周囲に影響を与えていないかどうか


これらを確認することで、応急処置の対象となる軽度の水漏れか、すぐに業者対応が必要な重大トラブルかの判断がつきやすくなります。

防水テープ・バケツ・タオルを使った仮対応

水漏れ箇所が特定できたら、以下のような一時的な応急処置を行うことで、被害を抑えることが可能です。

継手や配管のにじみ程度の漏れ

防水テープ(自己融着テープ)をしっかり巻いて漏水を一時的に抑える。

ポタポタ落ちてくる程度の漏れ

バケツや洗面器を置く・吸水タオルで水を吸収する。

大量に水が出ている場合

応急処置では対応が困難なため、すぐに業者に連絡する準備をしましょう。

なお、防水テープはあくまで一時的な応急手段です。

根本的な修理ではないため、後日必ず専門業者の点検を受けてください。

業者に依頼すべき給湯器の水漏れとは?

給湯器からの水漏れに気づいたとき、「応急処置で済ませても大丈夫なのか?」「それともすぐ業者に連絡すべきか?」
と判断に迷うことはよくあります。

軽微な水漏れであれば一時的な対応で様子を見ることも可能ですが、一定の兆候や症状がある場合は、自己判断を避け、速やかに専門業者への相談が必要です。

業者に依頼すべき給湯器の水漏れの判断基準をお伝えします。

修理が必要な水漏れの判断基準

以下のような症状が見られる場合、応急処置や素人による対処では根本的な解決は難しく、必ず専門業者による修理や交換が必要です。

  • 水漏れが止まらず、ポタポタどころか流れ続けている
  • 水漏れと同時に異音(ガー、シューなど)が発生している
  • 給湯温度が不安定・お湯が出ない
  • 本体周辺に焦げたようなにおいがする
  • 電源を入れてもすぐにエラー表示が出る

特にエラーコードが表示されている場合は、メーカーのサポートページなどで内容を確認し、そのままにせず業者に状況を説明すると対応がスムーズです。

内部腐食・電子基板への浸水・本体交換が必要なケース

水漏れが長期間放置されていた場合や、そもそも給湯器の使用年数が10年以上経っている場合、次のようなトラブルに発展していることがよくあります。

  • 熱交換器の腐食により配管に穴が開いている
  • 内部に水が入り込み、電子制御基板がショートしている
  • 凍結により内部配管が破裂している
  • 貯湯タンクの内側からピンホールが発生している

このような症状になると、修理では対応できず、本体交換が必要になるケースも珍しくありません。

給湯器の多くは10〜15年が寿命とされているため、修理と交換のコストを比較し、適切な判断を行う必要があります。

集合住宅や賃貸物件の場合の対応方法

戸建て住宅と違い、マンション・アパート・借家などの集合住宅では、水漏れによって他の住戸や共用部分へ影響を及ぼす可能性があります。

このような場合は、以下のような対応が求められます。

  • すぐに管理会社・大家へ連絡する
  • 勝手に業者を手配しない(費用負担のトラブルになることも)
  • 契約書に「設備の修理は貸主負担」と書かれているか確認する

また、漏水によって階下の住人の部屋が水濡れ被害にあった場合、賠償責任が発生することもあるため要注意です。

給湯器の水漏れ修理・交換の費用相場

給湯器の水漏れに気づいたとき、「修理にはどれくらい費用がかかるのか?」「場合によっては交換になるのでは?」
と不安に感じる方も多いはずです。

水漏れの症状は軽度なパッキンの不具合から、本体内部の腐食やタンクの破損まで幅広く、対応内容によって費用は大きく変動します。

ここでは、給湯器の水漏れに関する修理・交換の費用相場を、作業内容別に詳しく解説します。

軽度な修理の料金目安(パッキン交換・接続部補修など)

軽微な水漏れで、給湯器の本体や構造に問題がない場合は、比較的安価に修理できます。

以下は主な軽度トラブルとその費用の目安です。

  • パッキン交換(給水・給湯継手まわり):5,000円〜10,000円前後
  • ナット・継手の締め直し:3,000円〜8,000円前後
  • シール材の補修・再施工:5,000円〜12,000円前後
  • ドレンホースの詰まり・清掃:8,000円〜15,000円前後

ただ、出張費(3,000〜5,000円)が別途かかる場合があったり、夜間・休日は割増料金がかかることもあるため注意が必要です。

本体修理・部品交換が必要な場合の費用例

水漏れの原因が内部構造にある場合、専門技術を要する修理や部品交換が必要になり、費用もやや高額になります。

修理内容と費用相場がこちらです。

  • 熱交換器の腐食による補修・部品交換:20,000円〜40,000円前後
  • 電子基板の水濡れ修理または交換:25,000円〜50,000円前後
  • 貯湯タンク(エコキュートなど)の部品交換:30,000円〜80,000円前後
  • 給湯器の配管全体の再施工:50,000円〜100,000円以上

上記金額には部品代・作業費・点検費が含まれますが、メーカーや型式により価格差が大きいため、詳細な見積もりは必須です。

給湯器本体の交換が必要な場合の費用相場

給湯器の使用年数が10〜15年を超えていたり、修理しても再発リスクが高いと判断された場合は、本体交換を検討する方がコストパフォーマンスが高いこともあります。

給湯器の種類と本体(工事費込み)の相場がこちらです。

  • ガス給湯器(従来型):100,000円〜180,000円前後
  • ガス給湯器(エコジョーズ):150,000円〜250,000円前後
  • エコキュート(370L〜):300,000円〜500,000円前後
  • 電気温水器:150,000円〜300,000円前後

ただ、設置環境や配管の状況、追加工事の有無により費用は増減します。

また、補助金や自治体の助成金が利用できる場合もあるので、確認されることをおすすめします。

見積もり時に確認すべきポイントと注意点

費用トラブルを防ぐためには、業者から提示される見積もりの内容をしっかり確認することが重要です。チェックすべきポイントは以下の通りです。

  • 作業項目ごとの料金明細があるか?
  • 出張費・調査費が含まれているか?
  • 部品代・工賃・処分費などが別途かかるか?
  • 追加料金が発生する場合の条件が記載されているか?

また、複数の業者に相見積もりを依頼することで、費用の妥当性を比較しやすくなり、不当な高額請求を避けることができます。

信頼できる給湯器修理業者の選び方

給湯器から水漏れが発生した際、多くの人が直面するのが「どの修理業者に依頼すべきか?」という問題です。

近年、インターネットで気軽に業者を探せる一方で、料金が不明瞭だったり、技術力が不十分な業者も存在しているため注意が必要です。

ここでは、後悔しない業者選びをするために押さえておきたい、信頼できる給湯器修理業者の選び方を、具体的なポイント別に説明します。

メーカー認定・ガス会社指定の業者かどうか

最も信頼性の高い指標の一つが、給湯器メーカーや都市ガス会社によって認定された業者かどうかです。

メーカー認定業者

リンナイ、ノーリツ、パロマなど主要メーカーが認定している業者は、製品構造に詳しく、純正部品の取り扱いも可能で、メーカー保証との連携もスムーズです。

ガス会社指定工事店

東京ガス、大阪ガスなどの指定工事店は、一定の施工技術・安全管理体制が求められるため安心度が高いです。

信頼できる業者は、ホームページや名刺、作業車などに「メーカー認定店」「指定工事店」などの表示がありますので、必ず確認しましょう。

料金の明瞭さ・保証制度の有無

給湯器の修理でトラブルになりやすいのが、「見積もりと違う高額請求」や「修理後すぐに再発したのに保証がない」
といったケースです。

信頼できる業者は、以下のような対応をきちんと行います:

  • 修理前に明細付きの見積書を提示する
  • 作業内容ごとの料金が明示されている
  • 追加料金が発生する場合の条件を事前に説明
  • 作業後の保証期間(例:3ヶ月〜1年)を設けている

逆に、「基本料金◯◯円〜」とだけ書かれていて具体的な金額を教えてくれない業者には注意が必要です。

緊急対応・地域密着型かをチェック

給湯器の水漏れは、突然のトラブルであることがほとんどです。

そのため、「今すぐ来てほしい」「休日でも対応してほしい」というニーズに応えてくれるかは非常に重要です。

  • 24時間365日対応しているか
  • 即日訪問、緊急出張が可能か
  • 対応エリアが自宅から近く、地域の事情に精通しているか

地域密着型の業者は、地元の口コミや評判も確認しやすく、アフターサポートも丁寧な傾向があります。

実績・口コミ・対応の丁寧さも重要

公式サイトやSNS、Googleレビューなどで、実際にその業者を利用した人の口コミや評価を確認することも大切です。

以下の点を参考にすると、信頼できる業者かどうかの判断材料になります。

  • 「説明が丁寧」「質問にきちんと答えてくれた」などの声が多い
  • 「見積もり通りだった」「保証対応もスムーズだった」などの実績
  • 悪い口コミに対して誠実に返信、対応しているか

また、電話や訪問時のスタッフの印象も大切です。

専門用語ばかりで説明せず、分かりやすく伝えてくれる業者は、顧客目線を重視している証拠です。

給湯器の水漏れや詰まりは水救にお任せください!

弊社では、

■お客さまのいかなるご要望も確実にカタチへ!

■お客さま目線に立つことを忘れず、一から丁寧にプランニング!

■各部分の一部リフォームにも対応!

■これまでの実績を活かした柔軟な施工!

などといった強みを活かし、日々取り組んでおります。

まずは、ご相談ベースからでも問題ございません。お気軽にご相談ください。

最後までご覧いただきまして、ありがとうございました。

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