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ポンプの漏水原因と対処法を徹底解説!今すぐできる応急処置と業者に依頼すべき判断基準

皆様、こんにちは。水救でございます。弊社は、大阪府富田林市に本社を構え、富田林市、河内長野市、堺市などで、トイレつまりや蛇口の水漏れなど水のトラブルに対応しております。

今回は漏水が起きる原因やすぐにできる応急処置、修理業者に依頼するかどうかの判断基準などについて、解説しましたので、よければ参考にしていただければと思います。

目次

ポンプからの漏水が起きる原因とは?

給水ポンプや排水ポンプなど、水を送る設備として広く使われているポンプですが、使用中や停止後に水が漏れていることに気づくと不安になります。

ポンプの漏水は放置すると本体の故障、水圧の低下、電装部のショートなど重大なトラブルに発展しかねません。

ここでは、ポンプからの漏水が発生する主な原因を3つに分けて詳しく解説します。

家庭用ポンプと業務用ポンプに共通する漏水の原因

まず押さえておきたいのが、家庭用の井戸ポンプや給水ポンプ、ビルや工場などに設置される業務用ポンプにおいても、基本的な漏水原因は共通しているという点です。

代表的なものには以下のようなものがあります。

  • パッキンやメカニカルシールの劣化
  • 接続配管の緩みや破損
  • 本体やケースに発生した亀裂
  • 凍結による配管の破損(冬場)
  • 圧力が異常にかかる状態の継続

これらは日常的な使用の中で少しずつ進行するため、定期的な点検や異常音・振動の察知が非常に重要です。

パッキン・シール部の劣化による水漏れ

ポンプは、水を吸い上げて送り出す構造上、多くの箇所にゴムパッキンやメカニカルシール(軸封部品)が使われています。

これらは時間の経過とともに次第に摩耗・硬化し、接続部や可動部から水がにじみ出すようになります。

特に次のようなサインがある場合は、パッキンやシール部の劣化を疑いましょう。

  • ポンプ運転中にポタポタ水滴が落ちている
  • 水漏れ箇所の周囲に白い水垢が付着している
  • 一定時間経つと漏れの量が増える

ゴム系素材は使用環境(熱・圧力・紫外線)によって劣化が加速するため、設置場所の条件によって寿命が大きく変わります。

配管や継手の破損・ゆるみも要注意

ポンプ本体ではなく、接続されている給水管や排水管の継手部が原因で漏水することも少なくありません。

特に次のようなケースが多いです。

  • 長年の振動で継手が緩む
  • PVCパイプが経年でひび割れる
  • 配管固定具の緩みにより応力が集中
  • 凍結によって配管内圧が急上昇し、破裂する

継手部分のゆるみは、一見問題がないように見えても、水圧がかかると一気に水が噴き出す危険性もあります。

金属管や塩ビ管の表面にサビ・変色・にじみがある場合は、早急に点検・補修を行いましょう。

自分でできるポンプ漏水の点検と応急処置

ポンプからの水漏れに気づいたとき、「すぐに業者を呼ぶべきか?」「自分で対処できるか?」と迷う方も多いはずです。

実は、漏水の中には簡単な点検や応急処置で一時的に対処できるケースもあります。

ただし、無理な処置はかえって故障や事故の原因にもなるため、ポイントを押さえて対応することが重要です。

ここでは、自宅や施設でできる基本的なチェック方法と、応急処置の手順を解説します。

漏れている箇所を特定する基本チェックリスト

まずは、水漏れの発生箇所を特定することから始めましょう。

以下の順番で確認していくと、原因の絞り込みがスムーズです。

手順1 漏水の場所を観察する

ポンプ本体の下や側面、パイプ接続部などを目視で確認して、どこから水が垂れているかをチェックする。

手順2 運転中と停止時の違いを確認する

ポンプが動作しているときだけ漏れるのか、停止中でもじわじわ漏れているのかを確認する。

手順3 音や振動に注目

 
「シュッ」「シュー」などの異音がする場合は圧力が漏れている可能性があります。

異常な振動があるときは内部の損傷も疑った方がよいです。

手順4 水漏れの量とスピードを記録する

バケツやタオルで漏れた水の量を把握し、急激に悪化していないか確認します。

これらを観察することで、応急処置が可能な軽度の漏れか、すぐに業者を呼ぶべきかの判断がしやすくなります。

パッキン交換やナット締め直しで対処できるケース

点検の結果、漏れの原因が「継手の緩み」や「パッキンの劣化」であれば、以下のような応急処置が可能です。

継手ナットの締め直し

モンキーレンチなどで少しずつ締め付けます。

ただ、締めすぎに注意してください。

金属管の場合は腐食により脆くなっていることもあります。

パッキンの交換

接続部を外し、劣化したパッキンをホームセンターで同サイズのものに交換します。

シリコン系のシール剤を併用すると効果的です。

水道用防水テープ(シールテープ)の使用

配管ねじ部分からの漏れにはシールテープを巻き直して対応することができます。

上記の処置は、あくまで一時的な対応です。

修理や部品交換は専門業者に依頼してください。

応急処置で止まらない場合の注意点

応急処置を施しても以下のような状態が続く場合は、自己判断での修理を避けてください。

  • モーター部や電装部にまで水がかかっている
  • 漏水が止まらず、水の勢いが増している
  • パッキンや部品の取り外しができない構造になっている
  • 漏れている場所が配管の奥や内部構造部で見えない

また、電源プラグや制御盤が水に濡れている場合は感電リスクがあるため絶対に触らず、ブレーカーを切ってすぐに修理業者へ連絡しましょう。

ポンプの漏水で業者に依頼すべき判断基準

ポンプの漏水に気づいた際、多くの方が「自分で直せるのでは?」と考える一方で、「いつ業者を呼べばいいのか分からない」と悩まれることも少なくありません。

確かに軽度な漏れであれば応急処置で対応できるケースもありますが、一定の兆候がある場合は、専門業者への相談が必須です。

ここでは、ポンプ漏水で修理業者に依頼すべき具体的な判断基準を解説します。

異音や振動を伴う場合は早急に相談を

漏水とともに、以下のような異音や振動が発生している場合は要注意です。

  • 「ゴーッ」「ガラガラ」といった回転音の異常
  • モーター部分がいつもより熱くなっている
  • ポンプ本体や床に振動が伝わっている

こうした症状は、内部部品(軸受け・羽根車・シールなど)の摩耗や損傷が進行しているサインであり、自分での分解や修理は困難かつ危険です。

放置すると故障だけでなく、電気系統のショートや水圧異常による給水トラブルにもつながるため、早急にプロの診断を受けましょう。

電動部分やモーターからの漏水は危険信号

漏れている水が、ポンプの電気部品(モーター、電源端子、制御盤)にかかっている場合は、即座に使用を停止し、電源を切った上で業者に連絡してください。

  • 水と電気が接触すると、感電や漏電、火災リスクが発生します
  • 乾かせば使えると思っても、内部に水が残っていると再起動時にトラブルが起こる可能性があります

特に地下や屋外に設置されたポンプでは、雨水や湿気の影響で配線周りからの漏水が見逃されがちです。

設置環境が過酷な場合は、定期的な点検も含めて業者に依頼するのがベストです。

再発や重大な故障を防ぐための判断ポイント

次のような状況も、一度きりの漏水では済まない、再発や大規模故障の予兆である可能性があります。

  • 漏水が何度も繰り返し発生している
  • 過去にパッキンや継手を交換しても改善しなかった
  • ポンプの使用年数が10年以上経過している
  • ポンプ本体の錆び、腐食、変色が見られる
  • 複数箇所から同時に水が漏れている

これらの症状がある場合は、単なる部品交換では済まず、ポンプ全体の交換や配管修繕が必要になるケースもあります。

無理に使い続けると、かえって修理費が高額になるため、早めのプロ判断が重要です。

集合住宅や工場などで使用している場合の注意点

マンションの受水槽ポンプや工場の排水ポンプなど、共有設備や事業用設備の場合は、漏水の影響が広範囲に及ぶ可能性があります。

  • 他の住戸、利用者に影響が出る前に早急に修理する必要がある
  • 自治体や管理会社、ビルメンテナンス会社への報告が求められる場合もある
  • 施設設備にかかわる修理は、水道法や建築基準法に準拠した工事が必要

このようなケースでは、水道局指定業者やビルメンテナンス実績のある専門業者に依頼するのが安全かつ確実です。

信頼できるポンプ修理業者の選び方

ポンプの漏水や故障が発生したとき、修理を依頼する業者選びは非常に重要です。

業者によって対応力や費用、仕上がりの質に差があるため、誤った選択をすると「高額請求された」「直してもすぐ再発した」といったトラブルに巻き込まれることもあります。

ここでは、安心して任せられるポンプ修理業者を選ぶためのポイントを解説します。

対応実績・認定資格の有無を確認

信頼できる業者を見極めるには、実績と技術の裏付けがあるかどうかを確認するのが第一です。

  • 水道局指定工事店に登録されているか
  • ポンプメーカー認定の代理店またはサービス指定店であるか
  • 施工実績が豊富か

技術が確かな業者ほど、「どの機種にどのトラブルが多いか」「どこが弱点か」など具体的な知識と経験を持っているため、診断や修理のスピード・正確性が高くなります。

料金の透明性と保証内容を比較

「見積もりより高かった」「不明瞭な追加料金を取られた」といった料金トラブルは後を絶ちません。

安心できる業者を見極めるには、見積もり内容と保証体制が明確かどうかを重視しましょう。

  • 作業前に詳細な見積書を提示してくれる
  • 追加費用が発生する条件を事前に説明してくれる
  • 修理後の保証制度があるか

料金が異常に安すぎる場合は注意が必要です。

安さで呼び込んでから高額な追加料金を請求する悪質業者も存在します。

緊急対応の可否やアフターサポートもチェック

ポンプは、住宅や施設におけるライフラインの一部。突然の漏水や停止トラブルが発生した場合、いかに早く対応できるかが非常に重要になります。

  • 24時間対応・年中無休かどうか
  • 地域密着で迅速な訪問が可能か
  • 定期点検やメンテナンス契約にも対応しているか

また、作業内容やアドバイスの説明が丁寧かどうかも重要です。

専門用語をわかりやすく噛み砕いて説明してくれる業者は、顧客目線を持っており、信頼に値します。

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最後までご覧いただきましてありがとうございました。

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